初心者向け情報
概要
初心者向けの情報(ノウハン)を紹介するページ。
細々した情報は逆に混乱すると思うのであえて記載しない。
A列車シリーズ初めての人向けの情報
チュートリアルからゲーム内容を覚える
まずはチュートリアル要素のあるシナリオからをプレイすることを推奨。
対象のシナリオははじまる観光計画、夢と希望の街の2つ。
各機能について順番に解説されるため、少しずつゲームに慣れていくことができる。
ゲーム内のヘルプを調べる
+ボタンから閲覧できるヘルプはかなり情報が充実している。
基本的な情報から攻略のポイントまで記載されているので、困ったときは利用したい。
都市開発の基本
開発の手順
都市開発のおおまかな流れは
1.発展している場所に駅を建てる(2-3ヶ所)。
2.駅同士を路線で繋げる。
3.上記路線に列車を配置する。
4.利用客が増えて、駅周辺の開発=発展が始まる。
となっている。
都市(駅や停留所周辺)の発展速度
都市(駅や停留所周辺)の発展には駅・停留所の利用者数が強く影響している。
つまり、都市を発展させたいなら駅の利用者=列車・バスの乗客を増やせばよい。利用者=乗客を増やすことがA列車攻略の基本であり最も重要な要素となっている。
- 乗客を増やす方法は「乗客を増やそう」参照。
列車とバス(トラック)の使い分け
簡単に言うと
「メインとなる部分は列車、細かい・小さい部分はバス」
みたいな感じになる。
項目 | 列車(線路) | バス(道路) |
---|---|---|
乗客数 | 100人前後 ~ 1000人以上 | 多くても100人 |
運行収益 | 利益は大きい | 利益は小さい |
駅・停留所の種類 | 多い(豊富) | 少ない |
駅・停留所の値段 | 高い(1億~60億) | 安い(500万~2億) |
駅周辺の発展効果 | 500人以上で発展開始 | 50人以上で発展開始 |
高架化 | 駅・線路ともに可能 | 道路のみ可能 (高架停留所は存在しない) |
地下化 | 駅・線路ともに可能 (「地下鉄道技術獲得」が必要) | 道路・停留所ともに可能 (「地下道路技術獲得」が必要) |
路線敷設のコスト | 大きい(道路よりも割高) | 小さい(線路よりも割安) |
路線の外部接続 | 線路・道路ともに外部接続可能 | |
路線の資産扱い | 固定資産扱い | 販売費扱い(全額赤字) |
路線自体の発展効果 | なし | あり (道路の近くは家が建ちやすい) |
路線の自動敷設 | なし | あり (NPCが勝手に建てることがある) |
旅客と資源の同時扱い | 同時扱いあり (1つの駅で両方扱える) | 同時扱いなし (個別に建てる必要あり) |
資源輸送(個数) | 1度に16個まで運べる | 1度に2個まで運べる |
資源輸送(種類) | 1度に複数種類運べる | 1度に1種類限定 |
資源の変更 | 編成で貨車を買換える必要あり | 制限なしで変更可能 |
利益を上げるのは(金策・お金稼ぎ)
基本は鉄道と子会社の2つで利益を上げることになる。
初心者向けの金策方法にまとめてあります。
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列車・駅関連
どの駅を使えばいいの?
慣れてないうちは地上駅と駅ビルの2種類だけでOK。
発展してない場所には地上駅、発展している場所には駅ビル、という感じに使い分ける。利用客が少なそうなら地上駅、利用客が多そうなら駅ビル、という感じでOK(1日の乗客が1万人を越えるようなら駅ビルにする感じ。)。両方とも貨物も扱えるので資材運搬もできる。
地上駅内(駅ビル内)でも何種類かあるが、建築費用と維持費が少し違うだけなので見た目の好みで選んでしまって問題ない。
駅を建てる場所
利用者の多そうな場所(住宅等の建物がが多い場所)に駅を建てる。
基本は建設時の車掌のコメントを参考にして決めればOK。「なかなか~」「かなり~」のコメントなら問題なし。
例外として観光名所周辺はコメント内容が悪くても駅の建設候補地になる。
(上記は観光ルート化することで多数の乗客(観光客)が利用するようになる。)
環状線を作ろう
路線を円状に配置し、その円を1周するように電車を走らせること。
現実で言えば東京の山手線、大阪の大阪環状線が有名。
列車の進行方向さえ設定すれば簡単に運用でき、細かいダイヤ設定が不要なのが利点。
ただし、速度が異なる列車を同じ路線に配置すると追突してしまう。
これに対応するために複線化(線路2本以上)にしておくとさらに便利になる。
- 路線の両側を隣町に接続させれば、擬似的な環状線を構築できる。
- はじまる観光計画で社員からおすすめされる方法。
線路を複線化しよう
線路を2本以上平行して敷くこと。
日本のそこそこの規模以上の路線の大半がこれ。
線路の数だけ一度に多数の列車を走らせることができるようになる。
ゲーム的には単線の場合よりも運転整理も行いやすくなることがメリット。
例えば、環状線を複線化すれば、線路Aを旅客列車(速度:普通)専用、線路Bを貨物列車(速度:低速)専用、みたいにすることができ、追突の心配がなくなる。
路線の開発はコツコツと
シナリオによっては資金の関係で環状線・複線の建設が厳しいことがある。
そのような場合はいきなり環状線(複線)を作るのではなく、将来的に環状線(複線)にする予定で駅を設置するといい。
この場合は将来利用予定の土地を事前に購入しておくこと。駅周辺の土地は利用価値が高いのでコンピューターが自動で子会社等を建てることが多い。そのため事前に購入しておかないと撤去費用が高額になってしまう可能性がある。
駅前の土地を確保しよう
現実同様に駅前(駅周辺)の土地は子会社経営に有利な土地。
なるべくなら自社で物件を建てておきたい。資金に余裕がない場合は土地だけでも購入しておくこと。
ただし、駅周辺全てを買い占めるとコンピューターが子会社を建てなくなる=全部自社で開発する必要がでてくるので逆に効率が悪くなることもある。そのため購入する土地は駅前で10マス程度+(線路を拡張する予定があるなら)線路分に留めておくのがおすすめ。
- すでに開発が進んでいる場所に駅を建てる場合は無理に土地を購入する必要はない。
- 上記のような場所をさらに発展させるつもりなら将来への投資として土地を購入するのもあり。
乗客を増やそう
駅の利用者数=乗客数は駅周辺の乗客需要の影響を強く受ける。
この乗客需要は駅周辺の開発が進んでいるほど高くなる。
つまり、駅周辺に建物(子会社)が多いほど乗客需要が高いと考えておけばOK。
なので(何度も記載しているように)開発が進んでいる場所=乗客需要が高い場所に駅を建てることが非常に重要となる。
もちろん自社で子会社を建てて、乗客需要をさらに上乗せするのもあり。
- 乗客需要のほかに観光名所の集客力も影響している。
公共交通機関利用率を上げる
「公共交通機関利用率」は住民の列車(+バス)の利用率を表している。
これが低いと乗客需要が高い駅があっても乗客があまり増えないようになる。
好立地の駅(路線)があるのに乗客が少ない場合はこの数値に注目してみるといいだろう。
- 公共交通機関利用率を上げる方法
- 線路を長距離敷設すると一定距離毎に5%増加。
- 10km毎の達成報告によって利用率が増加する。
- プラン「運賃値下げ」を実行すると5%増加。
- 失敗することあり。詳細は上記リンク参照。
- プラン「季節ツアー」を実行すると1%増加。
- 利用率50%未満の場合のみ有効。
- 線路を長距離敷設すると一定距離毎に5%増加。
- 公共交通機関利用率を下げる方法
- 道路を長距離敷設すると一定距離毎に5%減少。
- 10km毎の達成報告によって利用率が減少する。
- プラン「運賃値上げ」を実行すると5%減少。
- 下がらないケースあり。詳細は上記リンク参照。
- 道路を長距離敷設すると一定距離毎に5%減少。
営業時間に注意
現実世界同様に深夜と早朝は利用客が少なくなる傾向がある。
(だいたい23時~6時の間。)
乗客需要が高い駅であってもこの時間帯は乗客がかなり少なくなる。なので、深夜早朝よりも日中(7時~22時)に重点的に列車運行するようなダイヤを組むと乗客数を増やしやすい。
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観光客関連
観光ルートを作る
観光名所は乗客需要(集客力)が非常に高い。なので観光名所付近に駅を建設し、外部都市に路線を繋げると多くの乗客=観光客が期待できる。
この外部から観光名所への路線を観光ルートと言う。
- 駅(列車)だけでなく道路(バス)や港・空港からもルートの作成が可能。
観光名所の集客力を上げる
既存の観光名所付近に相性の良い子会社を建てると観光名所の集客力が強化される。
観光名所+宿泊施設(旅館やホテル)などが具体的な例。
集客力を強化する=観光客が増える=自社の路線や子会社が儲かる、という相乗効果が期待できる。
- 観光名所付近に駅を建てる場合は上記用の土地を確保しておくのもあり。
観光客についてあれこれ
情報提供:ヘンリ様
観光客の行動時間
- 観光客は朝の6時から移動を開始する。
- 前日から駅や停留所で待機してる観光客は除く。
- 6時から11時まで1時間毎に順次移動を開始する。
- 割合は総人数の10、15、20、30、15、10%。
- 隣町(往路)、各観光地(復路)ともに6時~11時に移動。
- 土曜日と祝日は観光客数が増加する。
- 日曜日の観光客数は変化なし。
- 積み残し観光客は12時になると消滅する。
観光客の移動について
- 駅から10マス以内に次の目的地(乗換等)があれば徒歩移動を行う。
- =駅の所在地を中心とした21*21区画の範囲内に目的地があれば
- 間に海や断崖絶壁があっても10マス以内なら徒歩移動を行う。
- 駅から15マス以内に観光地があれば徒歩移動を行う。
- =駅の所在地を中心とした31*31区画の範囲内に観光地があれば
- 乗換えよりも範囲が広い点に注目。
- 観光客は1区画50mを約5分で移動する。
移動の起点となるマス
上記の駅の所在地は駅名が表示されている座標でもあり、鉄道駅であれば1番線の中心、バス停留所であれば目の前の道路が基点のマスとなる。
観光客の待機限界数
観光客の待機限界数は駅・停留所依存。ホーム規模は無関係。
下記の限界を超えた人数は消滅している(乗客数的に損になる)。
- 駅
- 仮乗降場:500人
- 地上駅(2・8以外):1000人
- 橋上駅(全部)、ターミナル駅1:1500人
- 地上駅2・8、高架駅1:1800人
- 高架駅2、地下駅(全部)、駅ビル1:2000人
- 高架駅3:2200人
- 立体交差駅、駅ビル2、新幹線駅:3000人
- 駅ビル3:5000人
- バス停
- バス停片側:200人(両側で400人)
- 地下バス停留所:600人
- バス停留所:800人
- バスターミナル:1500人
- その他
- 客船ターミナル:9999人
子会社関連
儲かる子会社を建てよう
必ずしも高額な子会社=儲かる子会社ではない。
子会社の儲けは立地(相乗効果)や社員状況に依存する部分が多く、特に高額な子会社ほどこの2要素の影響を強く受ける。
最初のうち「儲かる子会社」がわからないと思うので、子会社建設時の社員のアドバイスを参考にするといいだろう。今作のアドバイスはかなり信頼性が高い。
建設日数に注意
高額の子会社ほど完成までの建設日数が長い傾向にある。
長いものがと360日≒1年を超えることも。
時間制限があるシナリオ攻略中だとこの待ち時間を考慮して建設を進めることが重要となる。「完成前にシナリオが終わっちゃった」「完成してたらクリアだったのに~」みたいな状況にならないようにしたい。
- 建設中の子会社周辺に資材を配置することで建設日数を短縮することが可能。
相乗効果を利用しよう
周囲の建物が別の建物の経営状況に影響を及ぼすことがある。この影響を相乗効果と呼ぶ。所謂「立地が良い・立地が悪い」という状況をゲーム的に表している要素。
この相乗効果には良い効果と悪い効果の2種類がある。子会社や資材置き場建設時に表示される赤↑とか青↓の矢印がそれ。
子会社の稼働率(=売上)に大きく影響する要素なので、なるべく赤↑が出る場所を選んで建設したい。
- 資源関連施設の赤↑と青↓とは別扱い。
- これが紛らわしい。資源関連施設は資源の積み降ろしを表している。
社員の人数と社員状況に注意
今作では子会社や駅を新たに建設したり、新たに車両を導入するとその分だけ必要な人員が生じる。そのため会社の規模を拡大するにつれて、必要な人員(社員)もだんだん増加していく。
社員は毎年4月に一定数増加(所謂「新入社員」)するが、これだけでは必要人員を満たせないことが多い。人員が足りない状態が続くと業務負荷が上がり、社員状況(やる気)が悪化してしまう。この社員状況(やる気)が悪化すると子会社の売上が低下してしまう。
意外と気がつかない部分なので適時社員数と社員状況を確認するようにしておきたい。
初心者が陥りやすい失敗例として
1.子会社をたくさん建てる。
2.従業員が足りないので業務負荷が上がる。
3.社員状況が悪化するので子会社が思ったほど儲からない。
4.儲けたいのでもっと子会社を建てる。
というループ。
これを回避するには「1.子会社をたくさん建てる」の前/並行してプラン「人員増強」「業務効率化」等で業務負荷対策をしておく必要がある。
社員を増やす方法
- 毎年4月の新入社員入社(自動増加)
- プラン「人員増強」の実行
業務負荷を改善する方法
- 社員を増やすと業務負荷は低下(改善)する。
- プラン「業務効率化」の実行でも業務負荷は低下(改善)する。
社員業況を改善する方法
- 社員状況が改善
- 社員状況が悪化
- 決算で赤字になる。
- 子会社を売却する。
- 業務負荷が大きすぎる状況が続く。
- 業務負荷が小さすぎる状況が続く。
- プラン「人員削減」を実行する。
証券(株式)
株主優待を活用しよう
現実同様に一部の銘柄(株式)には株主優待が付いている。
(株主優待の内容はこちら。)
優待で受けられる恩恵は非常に小さいが、2年3年とプレイを続けるとバカにできない効果が期待できるようになる。なので、よほどの資金難でないなら序盤で何種類か優待株を揃えておくのがおすすめ。
達人難易度のような資金が少ない状況でも一時的に株主優待を利用する方法がある。例えば、融資を受ける直前に八百万銀行の株を買い、融資を受けたらすぐ売却すると株取引の往復手数料を払うだけで利息が1%カットされる。
自社株の配当金(株主信頼度)
毎年7月1日に自社株の配当を支払う必要がある。
ここで支払う配当金に応じて株主信頼度が増減する。
目安としては
・3%以上で信頼度アップ
・2%未満で信頼度ダウン
という感じ。
株主信頼度が高いとプランの株式公開や公募増資時に得られる資金が増加するようになる。
自社株の配当で最も重要なポイントは
・3年連続無配当(=0円配当)だと信頼度大ダウン
・株主信頼度0の状態で信頼度が下がるとゲームオーバー
という2点。
- 株式上場前であっても配当金は発生する。
- 市場に公開してないだけで株式自体は発行しているため。
その他
税金に備えよう
毎年3月31日の決算に応じて法人税等と固定資産税の納める税金額が決まる。
このうち法人税は税引前純利益≒その年度に稼いだお金に比例して課税される。
この法人税がかなり高額で、だいたい利益の40-50%くらい取られると思っておいていい。
(法人税の割合は年代によって多少増減する。)
会社の利益が増えるほど、それに比例して法人税も高額になってくるので、この法人税の支払いが脱初心者あたりの時期に重くのしかかってくる。「法人税を払うお金がなくて一等地の子会社を売却~」みたいなケースがままある。
そのため5月31日の法人税支払日を意識して(前年から)資金を貯めておくようにしたい。
- はじまる観光計画では「儲けの40%」は税金と言う助言を受けられる。
法人税対策
根本的な対策ではないが小手先の対策で多少の節税は可能。
■公共系施設(子会社)の建設
子会社の公共系施設は寄付扱いになり、費用のほとんどが寄付金(販売費及び一般管理費)として計上される。簡単に言うと公共系施設の費用分だけ利益を圧縮できる。
公共施設は相乗効果が優れているため、自社物件の近くに建てることで稼働率・売上に好影響を与えることが多い。また一部の観光名所の集客力アップにも効果が期待できる。つまり、場所を選んで公共施設を建てることで将来的な売上増に貢献してくれる。
■道路の敷設
こちらも公共施設と同じ扱いで費用のほとんどが寄付金として計上される。
(線路と異なり資産扱いされないので固定資産税的にもお得。)
道路の周囲は発展しやすくなるため、公共施設と同様に将来的な売上増に貢献してくれる。
行政施策を実行しよう
行政施策を受けることで助成金を受け取ることができる。
制限も厳しいが失敗してもデメリットがないことがとてもうれしい。
詳細は上記ページ参照。
- 土地費用の助成金:土地面積の広い子会社を建てる際に有効。
- もしくは道路・線路を大規模に敷設する場合に有効。
- 建物費用の助成金:高額な子会社を建てる際に有効。