鎧の巨人
紹介
重装鎧を装備して戦う突撃型アーキタイプ。
ベースクラスよりもACを稼ぎやすいため前衛でタンク役として運用できるようになった。ただし、「直感回避」が消えるのは非常に痛い(「直感回避」はゲーム中でも屈指の防御特技なので・・・)。
全体的にファイターに近い使い勝手になる。
総合的にはかなり微妙なアーキタイプと言える。
ベースクラスとの違い
- 追加
- 鎧習熟(重装)
- 不屈の構え:戦技判定、反応セーヴ、突撃攻撃を強化
- 機動装甲:中装・重装鎧を装備中の移動速度低下緩和
- 鋼の抵抗:重装鎧装で対クリティカル・ロールを強化
- 削除
- 高速移動
- 直感回避 / 直感回避強化
- 罠感知
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基本能力
- クラス条件:秩序を含まない属性のみ
- ヒットダイス(HP):+7(D12)
- 基本攻撃ボーナス:高い(+1)
- 得意セーヴ:頑健
- 技能ポイント:3
- 重要能力:筋力、耐久力
装備習熟
- 単純武器
- 軍用武器
- 軽鎧、中鎧、重鎧
- 盾(タワーシールドは除く)
クラス技能
- 運動
- 機動力
- 伝承(自然)
- 知覚
- 説得
レベルアップ表
Lv | 基本攻撃 ボーナス | セーヴ | 特殊 | ||
---|---|---|---|---|---|
頑健 | 反応 | 意思 | |||
1 | 1 | 2 | 0 | 0 | バーバリアンの習熟、鎧習熟(重装)、激怒、不屈の構え |
2 | 2 | 3 | 0 | 0 | 装甲機動、激怒パワー |
3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 鋼の抵抗2 |
4 | 4 | 4 | 1 | 1 | 激怒パワー |
5 | 5 | 4 | 1 | 1 | 装甲機動強化 |
6 | 6 / 1 | 5 | 2 | 2 | 激怒パワー、鋼の抵抗2 |
7 | 7 / 2 | 5 | 2 | 2 | ダメージ減少1 |
8 | 8 / 3 | 6 | 2 | 2 | 激怒パワー |
9 | 9 / 4 | 6 | 3 | 3 | 鋼の抵抗3 |
10 | 10 / 5 | 7 | 3 | 3 | 激怒パワー、ダメージ減少2 |
11 | 11 / 6 / 1 | 7 | 3 | 3 | 大激怒 |
12 | 12 / 7 / 2 | 8 | 4 | 4 | 激怒パワー、鋼の抵抗4 |
13 | 13 / 8 / 3 | 8 | 4 | 4 | ダメージ減少3 |
14 | 14 / 9 / 4 | 9 | 4 | 4 | 激怒パワー、不屈の意思 |
15 | 15 / 10 / 5 | 9 | 5 | 5 | 鋼の抵抗5 |
16 | 16 / 11 / 6 / 1 | 10 | 5 | 5 | 激怒パワー、ダメージ減少4 |
17 | 17 / 12 / 7 / 2 | 10 | 5 | 5 | 無疲労激怒 |
18 | 18 / 13 / 8 / 3 | 11 | 6 | 6 | 激怒パワー、鋼の抵抗6 |
19 | 19 / 14 / 9 / 4 | 11 | 6 | 6 | ダメージ減少5 |
20 | 20 / 15 / 10 / 5 | 12 | 6 | 6 | 超激怒、激怒パワー |
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能力詳細
激怒
Lv1で習得。
- 激怒はフリーアクションで発動できる。
- 激怒中はいくつかのボーナスとペナルティを得る。
- 近接攻撃ロール+2
- 近接・投擲ダメージロール+2
- 意思セーブ+2
- 一時的HPがHD×2追加
- アーマークラス-2
- 呪文使用不可
- 1日で4+【耐久力】修正値と等しいラウンド発動できる。
- クラスLvの増加にあわせて+2ずつ増加する。
- 激怒は任意に終了することができる。
- 激怒終了時に1分間の疲労状態になる。
- 疲労中は激怒できない。
鎧習熟(重装備)
Lv1で習得。
- 同名の特技をボーナス特技として得る。
不屈の構え
Lv1で習得。
- 戦技判定&防御値、蹂躙攻撃への反応セーヴに対して+1のボーナスを得る。
- 突撃攻撃に対するアーマークラスに+1のボーナスを得る。
- 突撃攻撃使用時、攻撃ロールとダメージロールに+1のボーナスを得る。
装甲機動
Lv2 / 5で習得。
- 中装鎧か重装鎧を装備した状態で標準よりも5ft速く移動できる。
- Lv5で移動速度ボーナスは10ft。
- ただし、自身の最大移動速度を超えることはない。
激怒パワー
Lv2 / 4 / 6 / 8 / 10 / 12 / 14 / 16 / 18 / 20で習得。
- 激怒中に発動する追加効果をリストの中から1つ選択する。
獣の憤怒
激怒している間、バーバリアンは噛みつき攻撃を得る。
これを全力攻撃の一部として行ない、噛みつき攻撃は最大基本攻撃ボーナス-5で行なう。
命中すると1d4(小型なら1d3)に【筋】修正値の半分を加算した値のダメージを与える。
初級獣のトーテム
激怒している間、バーバリアンは2回の爪攻撃を得る。
これらの攻撃は主要攻撃と見なし、バーバリアンの最も高い基本攻撃ボーナスを使用する。爪は1d6(小型なら1d4)+バーバリアンの【筋力】修正値に等しい斬撃ダメージを与える。
獣のトーテムを選択すると他のトーテムは選択できなくなる。
慎重なる構え
激怒している間、バーバリアンは近接攻撃に対して、ACに+1の回避ボーナスを得る。
このボーナスはLv4上昇するごとに1ずつ増加する。
「構え」系の激怒パワーは1度に1つしか発動できない。
別の「構え」を発動すると、古い構えの効果は即座に終了する。
致死の構え
激怒している間、近接攻撃・投擲武器攻撃ロールに+1のボーナスを得る。
このボーナスは4レベル毎に1ずつ増加する。
「構え」系の激怒パワーは1度に1つしか発動できない。
別の「構え」を発動すると、古い構えの効果は即座に終了する。
無謀なる構え
激怒している間、攻撃ロールに+1のボーナスを得るがACに-1のペナルティを受ける。
このボーナスとペナルティは4レベルの時点と、以降4レベル毎に1ずつ増加する。
「構え」系の激怒パワーは1度に1つしか発動できない。
別の「構え」を発動すると、古い構えの効果は即座に終了する。
駿足
激怒している間、移動速度に5ftの強化ボーナスを得る。
バーバリアンはこのパワーを3回まで選択でき、その効果は累積する(最大+15ft)。
凶暴の奮起
前提条件:無謀なる構え
無謀なる構えを使用している間、バーバリアンは30ft以内にいる同意する仲間全てにこの構えのボーナスとペナルティを両方与える。
危険な精度
前提条件:バーバリアンLv4、致死の構え
致死の構えを使用している間、クリティカル可能域へのボーナスが2倍になる
新たな活力
前提条件:バーバリアンLv4
標準アクションとして、バーバリアンは1d8+【耐】修正値のダメージを回復する。
以降Lv4毎に回復量は1d8ずつ増加する(20レベルの時点で最大の5d8)。
この能力は1日に1回だけ使用することができる。
獣のトーテム
前提条件:バーバリアンLv6、初級獣のトーテム
激怒している間、バーバリアンは+1の外皮ボーナスを得る。
このボーナスはLv4上昇するごとに1ずつ増加する。
反射的回避
前提条件:バーバリアンLv6、慎重なる構え
慎重なる構えを使用している間、バーバリアンはACへの回避ボーナスを反応セーヴにも適用できる。
ダメージ減少上昇
前提条件:バーバリアンLv8
激怒している間、バーバリアンのダメージ減少能力は2/―だけ強化される。
バーバリアンはこのパワーを3回まで選択することができ、その効果は累積する。
内なる頑健
前提条件:バーバリアンLv8
バーバリアンは不調状態と吐き気がする状態に完全耐性を得る。
器官防御
前提条件:バーバリアンLv8、慎重なる構え
慎重なる構えを使用している間、バーバリアンはクリティカルロールに対するACに+4の回避ボーナスを追加で得る。
上級獣のトーテム
前提条件:バーバリアンLv10、獣のトーテム
激怒している間、バーバリアンは飛びかかりの特殊能力を得る。
これにより突撃の終わりに全力攻撃を行うことができる。
またバーバリアンの爪のダメージは1d8(小型の場合は1d6)に向上し、爪によるクリティカルヒット倍率は×3として扱う。
恐れ知らずの激怒
前提条件:バーバリアンLv12
激怒している間、バーバリアンは怯え状態および恐れ状態に対して完全耐性を得る。
致死的精度
前提条件:バーバリアンLv16、致命的精度
致死の構えを使用している間、バーバリアンのクリティカル倍率は1だけ増加する。
(×2は×3に、×3は×4に、×4は×5に増加する。)
ダメージ減少
Lv7 / 10 / 13 / 16 / 19で習得。
- ダメージ減少1/-を得る。
- すべての攻撃でダメージ減少が発動する。
- この効果はLvアップで累積する。
- 受けたダメージを0にすることはできるが、0未満にすることはできない。
大激怒
Lv11で習得。
- 激怒が強化される(置き換わる)。
- 近接攻撃ロール+3
- 近接・投擲ダメージロール+3
- 意思セーブ+3
- 一時的HPがHD×3追加
- (ペナルティは変わらず。)
不屈の意思
Lv14で習得。
- 激怒中に心術呪文への意志セーヴに+4のボーナスを得る。
- このボーナスは激怒中に受ける他の修正値すべてと累積する。
無疲労激怒
Lv17で習得。
- 激怒後に疲労状態にならなくなる。
超激怒
Lv20で習得。
- 激怒が強化される(置き換わる)。
- 近接攻撃ロール+4
- 近接・投擲ダメージロール+4
- 意思セーブ+4
- 一時的HPがHD×4追加
- (ペナルティは変わらず。)