目次
性能
平安期の陰陽師、安倍晴明のゲノム情報から作られたブラッドコード「金毛九尾/白面九尾」を宿し、異形の能力を操る憑依スペル(TRANコード)を習得する。
異形を私兵化する現代に蘇った陰陽師。
基礎ステータス
略称 | 魔 | 聖 | 超 | 召 | 性格 | 力 | 知 | 神 | 体 | 敏 | 運 | MB | 基礎命中値 | 命中値成長 | |
金毛九尾:召術士 | 召 | - | - | - | 〇 | 善・中立 | - | +2 | - | - | - | +1 | 知+1 | 13 | 2Lvup毎に-1 |
白面九尾:召術士 | 召 | - | - | - | 〇 | 中立・悪 | - | - | +1 | - | - | +2 | 運+1 | 13 | 2Lvup毎に-1 |
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スキル
スキル名 | 習得Lv | EX | タイプ | 対象 | 効果 |
契約 | Lv1 | ○ | アクティブ | 敵単体 | 敵を捕え、異形兵として使役できるようになる。召籠未習得時はアビスを出ると自動解約されてしまう。 レベルアップに応じて最大捕獲可能数が増加。 |
邪視 | Lv1 | ○ | アクティブ | 敵単体 | 選択した敵のHPをグラフで表示する。行動消費なし(即座にコマンド選択に戻れる)。 また活動履歴の異形情報に登録済の相手に限り、その場で異形情報も確認できる。 |
解約 | Lv7 | × | アクティブ | 異形兵 | 異形兵との契約を任意に解除する。 |
陣印 | Lv13 | × | アクティブ | 異形兵 | 戦闘中の異形兵と、予備の異形兵を入れ替える。 |
守護陣 | Lv16 | × | アクティブ | 異形兵 | 使用ターンの間、異形兵に味方を守らせる。異形兵の死亡による交代後も有効。 異形兵は通常通り行動するが自動的に味方をかばうようになる。 |
結界 | Lv19 | × | アクティブ | 自身・異形兵 | 異形兵のHPと状態異常を回復する。回復量は最大HPの10%。 また、使用ターン中は異形兵が逃亡含め、行動しない。 |
召籠 | Lv25 | × | パッシブ | 異形兵 | 異形兵をデータ籠に収納し、アビスを出ても自動解約されないようにする。 |
招来 | Lv32 | × | アクティブ | 自身 | 自身のHPを消費して異形兵を呼び出す。呼び出される異形兵はランダム。 |
特徴・使用感等
TRANコードと異形兵使役が魅力のブラッド。どちらかというと後衛型。
レベル32までとそれ以降で全く使用感が異なる。
異形兵は非常に強力。適正LVのダンジョンの攻略なら、召本人を遥かに上回る戦力となる。つまり異形兵を使ってなんぼのクラス。
スペルコードはかなり独特で、特に物理攻撃系TRANコードは召本人では使いにくい。
(スペルは異形兵の使役と関係なく使用可能。)
武器は使役成功率が上がるウィップがメイン。
他の武器も装備可能だが、召術の火力は異形兵に依存していることを忘れずに。
数は限られるものの防具は耐性を含めて優秀なので、スペル系にしては堅め。
序盤はどうしても異形兵と契約するまでのステップが必要なので初動が遅い。
序盤の異形兵はあまりHPも高くなく、ちょっとダメージを受けるとすぐ逃げてしまうのでその都度契約しなければならずままならないケースが多くなりがち。
異形兵は種別の戦力差が大きいため、Lv25の召籠習得後は特定エリアの強い異形(バスター2003、キラーオルカ、Gドータ、クローンユユなど)と契約して連れまわすようになるとグッと楽になるが、ボス戦で異形兵が全滅してしまうと一気に苦しくなる。
ようやく本領発揮となるのはLv32で異形兵を実質出し放題になってから。
TRANコードの性能で見ると、序盤では聖術士に似た半ヒーラーとしての立ち回りになることが多くなるだろうが、攻撃系スペルは装備品やステータスの傾向が噛み合いきらず火力としては使いづらい。
後半になりノノやゲートキーパーを覚えると異形兵に殴らせつつ回復という立ち回りができ、異形兵も強くなってくるのでサブブラッドによるが火力と補助の両立が可能になる。
変化球だがレベルパスコード・ブラッドパスコードやその他の装備品がしっかりと整っているのであればステータスを物理系に特化した育成法も有効。ブラッドパスコードで強力な武器を装備すれば物理系TRANコードが火力として機能するようになる。
通常時はサブ武術士かムサシアーツⅠでピコハン二刀流切り込みを使って気絶をばらまいたり、強力な武器を装備したサブ戦術士でラッシュ系を叩きこむなど前衛寄りの立ち回りも充分にできる。対物理特化の装備がそろってくれば倒されにくくなり、エキストラアーツⅢ(サイコキネシス=武器の射程をLLにする)があればなお良し。
とにかく後半になればなるほど異形兵が強くなり、比例してやれることが増えて面白くなる大器晩成型。
異形兵ついて
契約可能な異形を「契約」コマンドで味方に引き入れ、使役する。
- 一部の敵は契約できない。ボス、手配異形は全て不可能。
その他一般の雑魚の可不可は図鑑に登録されている状態なら「邪視」コマンドで確認可能。 - 異形兵の制御はフルオートで行われる。強力なスキルを使ってくれたりくれなかったり、
種族によって強さにかなり差がある。 - 異形兵のHPが半分以下で逃走の可能性が出てくる。以降はHPが減っていればいるほど確率が高くなるが、
「結界」コマンドで逃走を封じられる。 - 契約時のレベル、HPを引き継ぐ。
アイテムやライズ&ドロップ、連戦時のレベル変動も反映される。
敵とのレベル差が大きすぎる場合、契約可能な相手でも「この敵は契約できないようだ」と表示され、強制失敗する。 - 単体指定のスペルやスキルは異形兵を対象として選ぶことはできないが、マルチケアやイージスなどパーティ全員に効果があるものはちゃんと対象に含まれる。
- 最大契約数はレベルによって徐々に増え、レベル30で最大の3体まで契約できるようになる。
- 契約している召術士が瀕死、麻痺などの継続する行動不能状態になると即座に全ての異形兵が解約される。
スキル詳細
邪視
敵のHPと種族・属性が確認可能。
スキルよりコマンドを選ぶ必要があるが、行動は消費されない。
(敵を確認後、別のコマンドを入力可能)
- 敵の種族・属性等の確認は今作からの追加要素
守護陣
異形兵によるイージスと言うべきスキル。
異形兵が確実にダメージを肩代わりしてくれるので非常に有効。
(イージスと違い「庇えない」というケースがない。)
ただし、本家イージス同様に全体攻撃には対応していない(庇えない)。
異形兵単体だと脆いが、複数契約済みだと守護陣で1体目が倒れても次の異形兵が即庇うのも便利。相手が強すぎなければ守護陣実行ターンはかなり安心できる。隊の建て直しにとても有効。
ちなみに内部処理は不明だが、守護陣実行ターンでも異形兵は普通に行動(攻撃など)しているので火力は落ちない。
- イージスと同時に実行した場合、守護陣が優先される。
招来
自身のHPを消費して異形兵を召喚する。
戦闘中のみの契約だが、ボス戦等で全ての異形を落とされたら手も足も文字通り出なかったメイン召を大幅に強化してくれる優良スキル。
これと守護陣を繰り返すだけでも非常に有効。
(当然守護陣未実行ターンは他の盾役が居ると安心できる。)
このスキルのみで召喚を済ますなら、ウィップ(契約成功率上昇)は完全に不要。
サブ召でも異形兵に関してはメイン召と同じ能力なので、メイン召の利点がほとんどなくなってしまう。
- 消費HPはおよそ15-20%程度
- 召喚される異形兵はエリアと関係なくランダムだと思われる。
- 葵神宮でマスターラプトル、プリズンでドータ等全く出現しない異形兵を召喚可能。
- 異形は種別差の性能が大きく異なるので、戦力としてやや不安定になる。
- 召喚される異形兵のレベルは、使用者本人とそのエリアの敵レベルに依存。
- トレパレーションやGドータ等、同系統でも高ランクの異形兵は多少レベルが落ちる。
- レベル変動装備を装備していると、それにあわせて異形兵のレベルも変化する。
サブブラッド設定時
物理系TRANコードの存在により、スペル系ながら物理攻撃BCとの親和性が非常に高い。
メイン召では命中の問題から主力足り得なかったスーパートロールなどが、物理系BCが使用することにより本領を発揮。特にスーパートロールが他攻撃手段を凌駕する火力を発揮するようになる。
加えて契約による戦力増加もあり、ほとんどのブラッドのサブとして秀逸に働いてくれる。こだわりがなければ召はメインではなくサブに付けたほうが幅広い運用ができるだろう。
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おすすめサブブラッド&エクステンド
サブブラッド
前述のように物理系TRANを活用するなら召をサブにしたほうが無難。
学術士、聖術士
選んだタイプや育成方針によるが、主に後衛として育成する場合は力や敏捷が低くなりやすく装備品の傾向から物理TRANコードは命中やダメージに難があり使いづらい。
そのためスペルキャスター系サブブラッドを設定し、メインキャスターのサポート役としてPTに足りない部分を補うといい。
とはいえ、召の呪攻成長は後衛の中では低いほうなので攻撃はあまり得意ではない。大半のスペルは回復や補助に使うことになるだろう。
サブ聖術士で「神」が41以上になればマナリアライズで毎ターンスペル数が回復するため
ハイマルチケアを連打しながら異形兵に殴ってもらうという攻防一体の戦術が可能になり、完成すると非常に強力。
サブ学はサブ聖と比べて持久力で劣るが、ブレインスパイアや各種PSIコードの重ね掛けを補助しつつ異形兵の殴りを同時に行うのも有効。
いずれにせよ「神」の数値を中心に育てていくといいだろう。
攻撃は異形兵、回復や補助は本体が行う役割分担型。
魔術士
重視されるべき「知」のステータスに対応したTRANコードがGドータのアトミックワークしかなく、WIZコードもそもそものステータス差やブラインドパラメータの補正によってメイン魔術士とは火力面でかなり劣る。
加えて「知」を重視したステータスでは他のTRANコードの性能が著しく落ちてしまうこともあり、単体での性能は完全に下位互換。
しかし異形兵に物理攻撃を担当させ、本体は補助(弱体)ないし弱点を突くことに専念すれば単純な火力では決して劣らない。本職魔術師の瞬発力には及ばないものの、対ボス戦以外も視野に入れると汎用性の高さが魅力。
スペル系TRANコードは他スペル系ブラッドが使うより効果が大きく落ちてしまうが、状態異常回復用と割り切ってしまおう。WIZコードもワーク・ワークス系が使い物にならなくなるが、弱体・補助スペルだけに特化すれば無駄は少ない。
ファストキャスト+スペルで本職の手を止めずに弱体をばらまいたり、ウェポンタスクやオープンパンドラまで視野に入れればむしろ適任とさえ言えるかもしれない。
サブブラッドを設定しない
守護陣及び異形兵使役(+契約による敵戦力の低下)を目的とする場合、敢えてサブブラッドを設定せず集中的にレベルを上げるという選択は十分有効。守護陣メインならサブブラッドは不要な上、レベル上昇による契約数の増加やスペル修得速度の加速はメリットとなる。
とはいえ最終的にはステータス補正の差やスキル、スペルなどが充実していくことでいずれはこのアドバンテージが逆転してしまうだろう。別にサブブラッドを付けなければならないわけではないが、せっかくの戦略的広がりを捨ててしまうのは少々もったいない。
エクステンド
スペル系ブラッドに共通してることだが、物理系ブラッドと比べると有用な選択肢が少ない。
しかし召術士を射術士のような物理系後衛として見るとサブブラッドの選択肢が広く、有用なエクステンドも多くなる。本職に比べるとやや劣化気味になってしまうが何かをしながら異形兵も殴るという点が非常に大きい。
備考
敵レベル変動装備と異形兵
異形兵のレベルは契約時の敵レベルに依存する。
なので、契約時のみ敵LV増加装備をし、契約後は装備を外すことで相対的に異形兵を強化できる。