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EXP製ゲームの特徴
Exp(チームMURAMASA)のゲームは一様に難易度が高いと言われている。
これには理由があり、レベルがなかなか上がらない、レベルキャップが
かかるなどの「レベルを上げに対する制限」が多いことが挙げられる。
キャラクターはレベルアップによってスキルやスペルを修得するが、
一方で基礎的な戦闘力、つまり回数制限のない通常攻撃の威力に関しては
劇的には変わらない。
では強敵に当たった時にどうすればよいか。答えは"装備品の強化"である。
装備品の強化とはつまるところ「装備品のレベルアップ」であり、
キャラクターの成長は頭打ちになっても装備品がレベルアップすることで
強くなることができる。
強化に必要なビルダーは無制限に配備(購入)でき、変換を活用すること
で足りなくなることはあまりない。
どうしても足りない時は装備品を解体してもいい。強化費用も二束三文。
このように、戦闘を続けてキャラクターをレベルアップさせるよりも、
装備品の強化のほうが即効性が高い。
「レベルが上がれば装備を更新するから強化は無駄になる」と考えてし
まいがちだが、ことチームMURAMASAの作品は逆。
装備強化なしで戦うということは、一般的なRPGで「最新装備への買い替え
をしない」でプレイしているようなものでキツくなるのは当然。
レベルキャップやレベルが上がりづらいのは、こうした装備品を買い替える
サイクルを長くし、装備を強化しつつ戦うようにデザインされているから。
決して短絡的に難易度を上げるためではない。
さらに、装備品を複数持ち歩くことも視野にいれよう。
ひとつのダンジョンには基本的に出現する傾向が決まっており、
怪人がメインのところには対怪人装備、無生物メインのところには無生物
メインの装備で固めていくことも重要。
戦闘中にノーコストで装備変更ができるのはこのため。
属性まで対応できたら花マルだが、そこまでの手間はさすがに最高レベル
まで育ってからで。
このように、装備の強化、対応する種別・属性でガチガチに固めた場合、
それらを揃えるまでの手間も考慮しても、実は難易度的にはそれほど高くない。