目次
ストーリー
舞台はギガントと呼ばれる巨大な怪物の襲撃を受け壊滅的な打撃を受けた近未来の地球。
ゲームは章仕立てで進行し、天風一弥、カイル・グリフィン、ニル・フィニアスという3人の主人公それぞれの視点が描かれる。
ゲームは物語(アドベンチャー)パートと探索(戦闘)パートを繰り返しながら進行する。
ギガント
地球の文明や生命を破壊する宇宙からの侵略者。
巨大なボスから小型の雑魚まで様々存在し、それぞれ古の神の獣をモチーフとした姿をしている。
ヨリガミ
ヨリガミは、ギガントと同じく未知の存在である半生命体。
彼らと「共生」可能な体質を持つ人間へと寄生することで、ヨリガミはギガントに対して唯一有効な武器となる。
高い知性を持ち、人間とも自在に会話することができる。
主人公はこのヨリガミの力を借りて、ギガントと戦うことになる。
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戦闘
エボルブツリー(成長システム)
今作は経験値入手によるレベルアップではなく、
敵を倒して集めたリソースを割り振ることでキャラクターを強化するエボルブツリーというシステムを採用している。
(所謂「スキルツリー」のようなもの。)
育てるキャラ・育てる分野をある程度自由に選択できるという特徴がある。
(例えば、キャラAのみ集中的に強化、ということが可能)
エボルブツリーにはフィジカルツリー・コマンドツリー・アイテムツリーの3種類があり、それぞれ強化できる内容が異なる。
フィジカルツリー
黄色アイコンのツリー。
パワー・マジック・テクニックの3種類のパラメータを強化する。
- パワー(PW) … 物理攻撃力と物理防御力が上昇し、最大HPの伸びが増える。
- マジック(MG) … スペルの攻撃力とスペルの防御力が上昇。
- テクニック(TC)… 攻撃の命中率と回避率が上昇し、行動順が早くなる。
コマンドツリー
青色アイコンのツリー。
新規のスキルやスペル(コマンド)や、パッシブ系能力の習得が可能。
アイテムツリー
赤色アイコンのツリー。
このツリーではリソースを割り振ることで、装備品やアイテムを取得できる。
パーティ編成
物語の進行に応じた3人のキャラクターによる固定パーティー制。
(キャラメイクはなし。)
3コマンドバトル
プレイヤーは○△□の3つのボタンに任意のコマンドを割り当てそれを駆使して戦うことになる。
キャラクターごとにどのコマンドを割り当てるかが重要な要素となる。
割り当ての制限
○△□の3つのコマンドに割り当る行動にはおおまかな制限がある。
- ○ボタン:攻撃系の行動から選択
- △ボタン:防御・回復系の行動から選択
- □ボタン:上記2系統の行動から自由に選択
AP(ActivePoint)制
割り当てを行った個々のコマンドには、AP(ActivePoint)と呼ばれる行動コストがあり、コマンドを発動(使用)するとAPが消費される。
当然、効果の大きい行動(大技)は、APを多く消費する。
このAPはパーティ全員で共有している。
AP残量が少ない時はパーティ全員の行動が制限され、逆にAPが大量にあれば1ターンに複数回の行動が行える。
またAPは敵の行動で回復する。
効果の大きい行動(大技)で多くのAPを消費するように、敵の大技を喰らうことでAPが多く回復する。
さらに、APは戦闘後に引き継がれる。
APが少ない状態で戦闘を終えると次の戦闘時に不利になる。
AP残量と敵に応じた行動(コマンド)の組み立てを行う事が、戦闘の重要要素となっている。
戦闘以外でのAPの増減
APは戦闘での行動以外に、探索中のイベントや会話の選択肢によって増減することがある。
強制寄生システム
プレイヤーはヨリガミの力を発動しながら戦う。
ターン数が経過すると、ヨリガミの寄生が進み、最終的に完全に寄生されてしまう。
完全に寄生されると、プレイヤーキャラは自らの命(HP)を削りながら戦う「強制寄生」状態になる。
強制寄生による変化
通常はAPを消費して戦うが、「強制寄生」になると、APの代わりにHPを消費して戦うことになる。
HPを消費するのは大きなリスクだが、APが枯渇してる状況であれば逆にチャンスとなることもある。
この状態をいかにうまく利用するのかが強敵との戦いでのカギになる。
スラッシュビートモード(SBM)
SBMとは、戦闘中にSP(スラッシュポイント)を消費して発動する必殺技。
通常は1ターンで最大5回までしか行動(攻撃)できないが、、SBMを使いこなせば100回以上の攻撃が可能になる。
SBMを発動すると、コマンド(行動)の入力方法が大きく変化して、音楽ゲームのようにBGMにあわせて入力するゲームモードになる。
BGM中に入力成功したコマンドの種類・数に応じて、BGM終了後の攻撃回数が変化する。
3way戦闘(距離)
ギガントとのボス戦闘では、各キャラクターの特性に応じたポジション(距離)で戦闘が行われる。
- 小型モンスターとの戦闘(通常戦闘)では、従来通りの戦闘となる。
近距離のキャラ
ギガントに装備した武器(ソードやアックス)が届く肉薄視点から、物理攻撃による戦闘をする。
近距離攻撃型の前衛ファイターのポジション。
中距離のキャラ
ギガントと少し距離を置いた場所から、射撃攻撃を行う。またアイテムによるサポートも行う。
中距離攻撃のスナイパーやサポート役向けのポジション。
遠距離のキャラ
ギガントから遥か距離を離し、魔法による攻撃や補助・回復を行う。
遠距離攻撃の魔法ファイター、サポーター役向けのポジション。
体重システム(食事)
回復アイテムなどで食料品を食べると体重が増減する。
体重が増えると物理攻撃力&防御力が上昇し、体重が減ると命中率や回避率が上昇する。
また体重が増減することでイベントでのキャラの反応が変化することもある。
- 体重は戦闘中の行動でも少しずつ増減する。
- 体重はイベントシーンの選択でも増減することがある。
ダンジョン(メガロサイト)探索
一般的なダンジョンRPGのダンジョンとは異なり、最初から敵のシンボルやリソースの位置がマップに表示された状態となっている。
未踏破のマップであっても表示されているため、目的地に直行するか、リソースを回収しながらダンジョンを探索するか、といった戦略をとることができる。
戦闘タイプの違い
敵シンボルにはそれぞれタイプが設定されており、タイプごとに戦闘での消費APに違いがでてくる。
タイプは敵シンボルの見た目(色)で判断でき、4種類のタイプが存在する。
- 青色(ライト)
- 主人公たちの消費APが半分になるシンボル。
- 黄色(ノーマル)
- 基本的なシンボル。有利・不利はなく、通常の消費APとなる。
- 赤色(ヘヴィ)
- 主人公たちの消費APが2倍になるシンボル。
- ボス(デッドリー)
- 強力なギガントとの戦闘に多い特殊なシンボル。
- ギガントが行動したことによるAPの回復量がより多くなるという特徴を持つ。
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その他
主題歌
主人公ごとに主題歌が異なる。
天風一弥篇ではT.M.Revolution、カイル・グリフィン篇では飛蘭、ニル・フィニアス篇では南條愛乃の主題歌が採用されている。